教育目標

生涯を健康でたくましく生きぬくために必要な、健全な心身の基礎を培う。

自然、生命(いのち)、心を大切にする豊かな情操の芽生えを培う。

基本的な生活習慣の形成と、自我を抑制して共同し、 正しく自己表現のできる態度を育成する。

主体的に物事に取り組み、考えたり、創意工夫して 困難に立ち向かう態度を育成する。

教育目標に向かう手立てとして

ひとりひとりを大切に

幼児期の子どもたちは、家庭環境・生活経験などの違いから、その心身の発達に著しい差異や特性をもって幼稚園に入園してきます。
幼稚園ではひとりひとりの発達の特性を理解したうえで、その特性に応じた適切なかかわりや指導が求められます。
そこでまず私たちは、ひとりひとりの幼児との「心の出会い」を大切にしながら信頼関係を築き、そのことをよりどころにして保育にあたります。

楽しさや喜びを大切に

毎日の生活が、楽しさや喜びに満ちていることが子どもたちには大切です。
楽しさや喜びに満ちた生活は、そのまま充実感や満足感となり、さらには挫折感や葛藤を乗り越えて
物事に主体的に取り組む意欲や、他者を思いやり、相手の気持ちを素直に受けとめるという感情の安定感をも生み出します。

友達との関わりを大切に

今日の幼児を取り巻く環境は、兄弟も少なく、身近なところに安全な遊び場が少なくなるなど社会性が育ちにくいものとなってきています。
そして、その結果として友だちと遊べない子、自我を抑制できない子などが増えたといわれます。
「仲良くすること」は言葉だけでは教えられません。「仲良くすること」や他者への思いやりは、毎日の「遊びを中心とした生活」のなかで友だちと関わり、
友だちと一緒に遊ぶことの楽しさや喜びとともに、時として怒り、悲しさ、寂しさを実際に体験すること で初めて育つものです。幼稚園では、日々の生活の中で、自分を表現すること、友だちの思いに気づくことなどを実体験として経験していけるよう、一人一人の気持ちに寄り添いながら丁寧にかかわっていきます。

発達に即した活動を大切に

幼児期の心身の発達には著しいものがあり、三歳で入園した当初と、小学校への入学を目前にした卒園の頃とでは、
その体格・身のこなしや態度、感情や理性といった心の内面のありようなど、心身の諸側面に歴然とした差異が認められます。
そして、そうした健全な発達を遂げるためには、幼児の発達に即した活動や物事との出会いと、適切な援助が重要となります。
入園から卒園に至るまでの過程を見通し、その時々の幼児の発達にふさわしい生活、環境の準備、活動の展開と援助を目指しています。

自立と社会性の育ちを大切に

幼児期の教育は、自立に向かっての子どもたちの営みの援助です。
しかし、教育というと知識や芸術、運動面での才能などに目が向けられ、ややもすると生活の自立に必要な知識や技能が軽視されがちです。
また、その場に応じた望ましい態度を身につけることも、互いに社会生活を営む上では大事なことです。
そこで、年齢に応じて「自分のことは自分でする」という生活の自立と、年齢にふさわしい基本的な生活習慣や、望ましい態度を養うことが大切だと考えます。ルールを守る、相手の立場になって考える、自分と違う意見の子がいること知るなど、集団生活の中でたくさんの経験を通して相手を思いやる心の育ちを大切にしていきます。

家庭との連携を大切に

幼稚園は家庭における「子育て」のパートナーであると考えます。
幼児の生活は、家庭やその周辺地域、そして幼稚園へ拡大され、そこで連続性をもって営まれていますが、なお家庭がその中心であることに変わりはありません。
従って、幼稚園は家庭との連携を十分にとり、それぞれの立場から「子育て」を考え、話し合い、
共通理解を得たう えで、目標にむかってそれぞれの役割を果たすことが幼児教育には特に大切だと考えます。

身近な自然とのかかわりを大切に

図鑑や映像で見たものと実際に触れたものとでは、感じ方も変わってきます。特に幼児期は、自ら直接かかわり触れ合う中で、その大きさや形、不思議さなどに気づくことが大切だと考えます。うさぎやインコを観察したりお世話をしたりする、幼稚園の畑で野菜を育て収穫する、季節の果物が食べられるようになるまでの変化に気づくなど、日々の生活の中で自然にかかわりを持ち、興味・関心が高まるような環境を大切にしています。

いろいろな活動

課外クラブ

  • 体育クラブ(月曜日)
  • ピアノ教室(火曜日)
  • ダンスクラブ(火曜日)
  • アートキッズ(木曜日)
  • 英語教室(金曜日)

PTAクラブ

  • 生け花クラブ
  • コーラス部
  • 手芸部(休部中)
  • 手編みクラブ(休部中)
  • テニスクラブ
  • ピアノクラブ

子育て支援

  • ウィズママちびっ子クラブ(年6回)
  • ウィズママちびっ子クラブウィークリー
  • ひまわりキッズ(預かり保育)

沿革

昭和29年4月 創立(与野幼稚園)
昭和30年10月 運動場拡張
昭和37年6月 財団法人 与野幼稚園となる
昭和38年2月 全国良い歯の幼稚園優秀園賞受賞
昭和38年10月 第2回全国良い歯の幼稚園優秀園賞受賞
以来昭和50年まで連続受賞
昭和41年10月 運動場拡張
昭和45年3月 西園舎(330㎡)竣工
昭和48年11月 東園舎(364㎡)竣工
昭和52年3月 学校法人岩崎学園与野幼稚園となる
昭和52年12月 南園舎(437㎡)竣工
屋上にプール並びに運動場(人工芝敷設)完成
昭和55年10月 管理棟並びに駐輪場竣工
昭和55年11月 運動場整備完了
昭和58年1月 全国良い歯の幼稚園優秀園賞受賞
平成15年3月 園地拡張(園地西隣接地589㎡)
平成15年12月 西園地内駐車場等整備完了
平成17年3月 子育て支援室(222.77㎡)竣工
平成20年2月 耐震補強工事完了
平成20年4月 保育室・ホール等全室エアコン設置稼動
平成21年9月 通園バス(1号車)導入
平成23年4月 通園バス増強